【閲覧時間:約7分】
男のロマンと言ったら、革。革と言ったらまずは財布でしょ。
少しこだわりを持ってご紹介しよう!
▼トートバッグの紹介記事はこちら↓
▼ブリーフケース(ビジネスバッグ)の紹介記事はこちら↓
【目次】
本記事を約4分にギュッと詰め込んたyoutube動画はこちら↓
私のロマン溢れる財布はこれだ!
でやぁ〜?
外側は艶っ艶!、内側は経年の重厚感!
ロマン溢れてるでしょ?
これまだ3年もの。まだまだエイジング界では小学生くらいかな。
でも外側はこれ本当に3年かよ?って思うよね。
メチャクチャキレイでしょ!
いや〜この財布が好き過ぎて、基本ブリーフケース(ビジネスカバンね)
に入れっぱなしで、それとは別に持っている小銭入れを常用してたから、ほとんど使ってない状態なのだ。
【念の為】ブリーフケースはブリーフパンツを入れるケースじゃないよぉ〜
世の中いろんな人がいるから
ブリーフケース(ビジネスカバン)の紹介記事はこちら↓
さて、
外側のツヤ感がすごいでしょ!
内側の歴史を重ねたかのような重厚感やばいでしょ!。
不思議よね 後で説明するわね(おねぇ〜さん風)
さて、どこのブランドのどの商品かと言うと、
引用:https://www.ganzo.ne.jp/fs/ganzo/wallet/57604
GANZO
THIN BRIDLE (シンブライドル) ファスナー小銭入れ付き長財布
カラー:ヘーゼル
【オールインワン長財布】
ファスナー小銭入れ付きの長財布は、お客様からのご要望 -オールインワンで収めたいという声 に応えたアイテム。
カジュアル感のあるファスナーを見えづらい低い位置に取り付ける等、GANZOらしさを失わない作りとなっている。
【THIN BRIDLE】
表版のブライドルレザーに対し、内装にオイルを含んだショルダーヌメをあわせることで、取り回しやすいしなやかさ、柔軟になじむタフさを持たせた。 タイトなファッションにもなじむスマートさと革本来の存在感、そして経年変化も楽しめるハイブリッドなシリーズだ。
【BRIDLEシリーズ】
ブライドルレザーは、イギリス「J&E セジュイック社」のものを使用。ショルダーヌメは、イタリア「バダラッシィ・カルロ社」のミネルバ・ボックスを選んだ。 どちらも伝統的な製法でなめされたもので、使い込むほどに味が出る素材。
革内部からじんわりと浮いたロウにより 使い始めはマットな表情を見せているが、使い込む内に、摩擦や手のオイルによって独特の艶が現れる。
自分だけの「ハンドグレージング」による経年変化を楽しむことができる素材でもある。
これ。
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特徴
外はブライドルレザー、内はミネルバ・ボックス
というハイブリッド仕様であること。
馬具として強度を追求するためワックスをたっぷりと染み込ませた革。
- 浮き出たブルーム(ロウ)が革表面に独特な表情を与える
- 硬く頑丈で耐久性に優れ、水にも強い
- 経年によりブルームが消え艶が増していく
牛革をバケッタ製法と呼ばれる伝統的な革の鞣し方法で作られた革
- 自然本来の風合い豊かな表情
- 表面にシボ(モコモコしたシワ)がある
- 経年による艶と色の変化が大きい
これを踏まえて、
最初の状態と3年後の現在の状態を比較しよう。
▼外側
最初は左画像のとおりブループがあり白く霞んでマットな感じだが、3年後は右画像のとおりプルームは無くなり代わりに少し色が濃くなり艶が溢れ出てきた。
▼内側
最初は左画像のとおり自然な革の風合いを感じるが、3年後は右画像のとおり焼けたように色や風合いが激しく変化している。
お手本のごとく革の特徴どおりの変化をしている。
そう!
この財布は2種類のエイジング(経年変化)というロマンを楽しむことができるのだ。一挙両得。一石二鳥。1粒で2度美味しい。1つで2ロマンなのだ。
すごい特徴的でしょ?
あまりにボロボロになって財布としての機能を無くすまでは、半永久的にこの双子ちゃん(二卵性)の成長を楽しむことができる二児のパパになれる至高の一品である。
外がブライドルレザーだから丈夫だしね。
アピールポイント
- デザインがシンプルでカッコいい (私の勝手な主観です)
- 外側がブライドルレザーで非常に頑丈 (さっき言ったね)
- ファスナー付き小銭入れがある
- 札入れ以外に内ポケットが2つある
- カードポケットが12ヶ所ある
この財布1つで小銭もカードもいけないものもオールインワン!
財布はいろんなメーカーのものを見てきたが、デザインがシンプルでここまで全方位的に収納力がある財布はあまりなかった。他には何もいらない。
お前さっきこれはカバンに入れて別に小銭入れ使っとる言うたがなぁ〜 って?
大切過ぎて通常運用ラインで使えない!
ロマンが溢れすぎるのも問題なのかも!?
この財布の仕様は以下のとおり
サイズ (cm) | 縦 9.0 × 横 19.0 × マチ 2.0 |
素材 | 牛革 |
仕様 | 長財布 札入れ 1 小銭入れ 1 内ポケット 2 カードポケット 12 |
生産国 | 日本 |
カラー | ブラック、ヘーゼル、ダークブラウン、ネイビー |
残念な部分
どんなに素晴らしいものであっても欠点がないものはまずないだろう。この財布の残念な部分は・・・う〜ん、あまり思いつかない。評価範囲を「GANZOの私の財布」とするとなかなか思いつかない。「革製品の」とか「長財布の」とかであればあるのだが。5分間死ぬ気で考えてみた。
しいて言うなら、厚みかもしれない。小銭の量や、革の馴染みでも変わるのだが、ピチピチのジーパンのポケットに入れるのはしんどいかもしれない。
そもそも私の財布は「THIN BRIDLEシリーズ」。「THIN」とは「薄い」を意味していて、クリエイター側もそのことは承知している。「できるだけ薄く」かつ「できるだけ丈夫に」という相反する問題を丈夫なブライドルレザーを薄く使うということで解決している。
が、やや厚みがあるかもしれない。大切過ぎてガンガン使えていない私の財布は革がまだ馴染んでないようにも思う。
私にとっては至高の一品過ぎて、通常運用できないことが1番の欠点かもしれない。
他のGANZOコレクション
本物を愛するあなたへ
引用:https://www.ganzo.ne.jp/fs/ganzo/57237
SHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)ファスナー小銭入れ付き長財布 100,440円(税込)
【GANZOの「シェルコードバン」】
ホーウィン社の「シェルコードバン」を、内装にまで使用したシリーズ。
オイルをたっぷりと含み、やわらかな光沢と質感を備えるこのコードバンは、ピンホールと呼ばれる毛穴や毛細血管の跡が見られるほどナチュラルな仕上げ。革表面に化粧を施していないため、非常に透明感がある。革表面に化粧を施していないことで、より自然な色の変化や艶感を使っていただくことで楽しんでいただける。世界中にファンのいる、最高品質の革である。
こちらは外だけでなく内装にも贅沢に最高品質のコードバン(馬革)を使った一品だ。
デザインは私のものとほぼ同じ(厳密に一部異なる)。完全に身の丈を超えていると感じ、今だ買うことができない。
ちなみにシェルコードバンの5年後のエイジングはこうだ。(別タイプのGANZO製品)
*以下の引用先ではGANZOスタッフのエイジング例が多数掲載されている。
どう?ロマンの鬼でしょ!
いつかはほしい一品である。
肌身離したくないあなたへ
引用:https://www.ganzo.ne.jp/fs/ganzo/bi_fold_wallet/57227
THIN BRIDLE (シンブライドル) 小銭入れ付き二つ折り財布
39,960円(税込)
これは私の財布の二つ折りバージョンのようなコレクションだ。外はブライドルレザー、内はミネルバ・ボックスである。同じTHIN BRIDLEシリーズだ。収納は、札入れ2つ、小銭入れ2つ、カードポケット4つ、内ポケット3つとシンプルな二つ折り財布の中では断トツに多い。いつどこでもズボンのポケットにすっぽり入れておきたい人におすすめだ。ちなみにこのタイプで革が外の内もシェルコードバンであるSHELL CORDOVAN 2シリーズもある。73,440円(税込)なり。
なぜGANZOなのか?
私は3年ぐらいひたすら革製品を調べ続けたことがある。インターネットで調べては現地に足を運び現物の調査を行った。特にロマンを見定めるには「現地現物」は絶対条件。その中でたどり着いた私の革製品ブランド選定の条件はこうだ。
- 日本のブランドである
- 自社製品に強いこだわりを持っている
- 事業を多角化していない
- 販売チャネルを広げ過ぎていない
- 製品にロマンを感じる(これ完全に私の主観ね)
上から4つまでの条件で数社に絞られる。その数社の商品、いやコレクションのすべてを見比べた時、GANZOのコレクション群が際立っていた。無駄を削ぎ落としたシンプルでナチュラルなデザインと実用性が高い次元でバランスしている。単純にカッコいいと思った(主観)。私がロマンを感じたのはGANZO一択だった。条件に残った他の数社は、こだわり故なのか浮世離れしたデザイン、いかにも狙ったデザイン、実用性の低いものが目立った。
ここからは完全に私の主観になってしまうが、いかにも狙った先進的なデザインを好むだろう20代、伝統や格式、ステイタスを好むだろう50代以降のデザインではない、GANZOのシンプルでナチュラルなデザインかつ実用性が兼ね備わったコレクションは30代〜40代の方に非常にマッチするのではないかと思う。
一度GANZOに訪れてみてはどうか。