ロマけん(ロマン研究室)のブログ

日々様々な観点からロマンを追求しその成果を皆さんへ報告し共有することで貢献します。

天が二物を与えた「人間ドラマ」と「大群討伐」がすばらしい神ゲー『DAYS GONE』の紹介と徹底レビュー

 

 

 【閲覧時間:約8分】

引用:playstationR blog

https://www.jp.playstation.com/blog/detail/8327/20190305-daysgone.html

デイズゴーンロゴ

デイズゴーンバイク

【Drama】
絶望のなかであがく生存者たちのドラマ

~プロローグ~

舞台はアメリカ西海岸北西部。
全世界で突如発生したパンデミックから2年......。
人間社会は崩壊し、人口が激減。
そして世界には"フリーカー"と呼ばれる、
思考を持たず動物的な習性の感染者たちがはびこっていた。

だが、そんな絶望的な状況になっても、
各地のキャンプで生活する者、
ドリフター(流れ者)として生きる者など、
生きることをあきらめない"生存者"たちが暮らしていた。

極限状態に置かれながら"人間"として"己の信念に従い"、
生きようとする生存者たちの希望や、葛藤、争いの物語は、
重厚な人間ドラマを紡いでいく......。

 

まず最初に言っておこう。

DAYS GONEは今までのPS4タイトルの中で3本の指に入る傑作だと

私は思っている。

 

 【目次】

 

作品紹介

さて、どんな作品か紹介していこう。

公式では「オープンワールド *1サバイバルアクション」となっている。

これだと箱庭のゾンビアクションゲームねと思ってしまうかもしれないが、実際はゲームというより「体験できるシネマ作品」だと言ってあげたい。アクションゲームとしての出来も相当高いのだが、それ以上に重厚な人間ドラマがリアルかつ丁寧に描かれたストーリー、世界観がすばらしい。よくあるゾンビゲームのそれとは違う。たしかに作品世界のいたるところにゾンビが徘徊しているが、それはそういう1つの環境だという感覚である。メインは極限状態で生きようとする生存者たちの苦悩、希望、葛藤が織りなす重厚な人間ドラマなのである。

アメリカ合衆国オレゴン州という大自然を舞台にし、主人公が相棒のバイクで各地を旅しながらドラマを紡いでいく。バイクも本作のメインとなるテーマの1つだ。バイクは性能も見た目もカスタマイズが可能で、エンジン、マフラーを始めとし予備の銃弾を入れることができるサイドバックなども装備することができる。また本作品唯一の手動セーブポイントでもあり、高速移動手段でもある。

戦闘については、ナイフや落ちている角材、バット、クラフトして作った釘バットなどによる近接攻撃武器、銃火器による遠距離攻撃武器、各種爆弾(近接反応爆弾、遠隔爆弾、グレネード、火炎日瓶など)、アイテム(フラッシュグレネード、スモーク、石、アトラクターなど)がある。*アトラクターは音を発し対象を引きつける効果がある。多種多様な武器とアイテムを駆使し、いつ(朝か昼か夜かその間か)、どこで、どこから、どのように何で仕掛けるか、事前に仕掛けておくのか、誘導するのか、第三者をと戦闘させるのか、最強ポジションを見つけるのか、無視するのか、など戦略の幅が非常に広く攻略の自由度が高い。これもまた本作の醍醐味である。

先程ゾンビは環境の1つと言ったが、実はゾンビ無双ゲームという一面も持っている。メインではないがメインと肩を並べるほどによく出来ていて面白い。序盤こそ1体のゾンビであっても、いかにして回避するかを考えざるを得ないが、ストーリーも中盤を超えるとスキルや装備が充実してきて、多数のゾンビとも渡り合えるようになる。終盤には無双状態となるが、油断するとすぐに大群に飲み込まれる。ゾンビたちは世界の各地で基本集団で行動しおり、昼間は洞窟や建物にいて、夜になると決まった漁り場に移動する。大群は計40ほどあるのだが、大きい大群では500体近くにもなる。それをいろんな方法で攻略するのがこの作品のもう1つの醍醐味だ。youtubeでは今盛んに、攻略動画が上がっている。誰でもできる裏技的な攻略、アイテムを使わず銃だけの攻略、効率的な攻略など、オープンワールド故にアプローチが自由で多彩なのだ。

もちろん「残念だなあ」という部分もある。まず、フレームレートが30f/sであること。60f/sは出ていてほしいかった。30f/sではスムーズさに欠け、少しゲーム感が出てしまうのだ。あと狼とクーガーだ。私が死ぬのはこの2頭にやられることがほとんどだ。いつも後ろなどの画面外から数頭で襲いかかられ、何が起こったわからないうちに死ぬ。唸り声で察知することも可能だが、唸り声が聞こえたと思った瞬間に襲われる。これは少し理不尽さを感じた。最後はオープンワールド「あるある」かもしれないが、「あそこ登れたんだからここも登れるだろう」というやつや見えない壁。日本のゲームに比べたら比較にならないほどよく出来ているのだが、海外のゲームはその辺りすごくうまい処理をしているものもが多い。世界でも日本でも大ヒットした「Horizon Zero Dawn」という作品は基本行けないところはなく、範囲外のところはそれっぽい理由をつけてうまく処理していた。

 

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 2019/06/07更新:2019年6月7日に追加無料追加コンテンツが配信された。「ハード」より上の難易度「サバイバル」が追加された。ミニマップ、サバイバルビジョン、ファストトラベルなどが利用不可。またHUD(画面に表示される情報)がほとんど非表示となる。また、「Bike」「Horde(大群)」「Comat」などのウィークリーチャレンジについては6月後半になる模様。詳細は以下、ソニー・インタラクティブエンタテインメント公式動画を参照。

 「DAY GONE」無料追加コンテンツ紹介動画↓


『Days Gone』 無料追加コンテンツ紹介トレーラー

 

▼最序盤の作品イメージと終盤の大群処理イメージがわかる動画紹介はコチラ

▼スーパー大群討伐の雰囲気がわかる動画紹介へジャンプはコチラ 

ロマン度詳細レビュー

評価環境:PS4PRO、4KHDRテレビ、2.1chサウンドシステム

【評価】

  ストーリー:★★★★★ ・・・人間ドラマがすばらしい。映画のよう。

    自由度:★★★   ・・・戦闘の自由度高いが、ストーリーは一本道。

                 オープンワールドであることでやや緩和。

 グラフィック:★★★★★ ・・・PS4の中で最上位グループ。

   サウンド:★★★★★ ・・・効果音はかなりリアル。BGMは映画のよう。

  アクション:★★★★★ ・・・キャラモーションがリアル。(ゲームっぽくない)

 キャラ操作性:★★★   ・・・武器・アイテムの選択ホイールが使いづらい。

                 エイムとバイク操作に慣れが必要。

キャラ動作速度:★★★★★ ・・・ベスト(慣れるとサクサク、ただしスタミナあり)

独創性・革新性:★★    ・・・大群との戦闘は新鮮かつ壮大でおもしろいが、

                 これまでのゲームのいいとこ取りといった感じ。

                 完成度は非常に高い。

難易度バランス:★★★★  ・・・序盤は辛いが成長と共に難易度が下がり、終盤

                 は大分ヌルくなるかも。難易度ハードでも。

                 ただ、強くなっていく楽しさは最高。

    テンポ:★★★★  ・・・良い意味でゆったり。作品に合っている。

  世界の広さ:★★★★  ・・・一般的な広さ。(十分)

  ボリューム:★★★★  ・・・多いめ。(ムービーも多い)

 

総合ロマン度:★★★★★

雰囲気のある美麗なグラフィックやBGM、リアルで爽快な効果音、ゲームっぽさのないサクサク動くギリギリのキャラモーション、人間ドラマが織りなす重厚なストーリー。どれもが、DAYS GONE(過ぎ去りし日々)の世界観を至高のロマンと昇華させている。ゲームとは呼びたくない。

 

【その他情報】

 アマゾン評価:3.5   ・・・バイクのガソリン補給がめんどくさい

    4と5が50%      キャラの動きがもっさり 

    1〜3が50%      バイクの操作性が悪い

*2019年6月5日時点     ゾンビを無双できない 

                 アイテム・銃弾足りない

                 バグがやや多い など

        一般的には総じて良ゲー(神ゲーではない)という評価のようだ。

        *序盤だけで評価してる方がかなり多いように思う。

  クリア時間:50〜60時間(ほぼミッションをこなして)

ニューゲーム+:今のところない。

        *クリア時の装備やスキルそのままに最初から始めること

 やりこみ要素:あまりない。やってないミッションをやるぐらい。

        コレクションアイテムは集める気にならない。

        ただし、6月より無料DLCにて「ハード」より上の難易度

        「サバイバル」の追加、ウェークリーチェレンジ要素「Bike」

        「Horde(大群)」「Comat」が追加され、新たなアイテムや報酬が

        用意されるとのこと。

 フレームレート:PS4は30f/s固定(60f/sにしてほしかった)

     バグ:発売直後はやや多かった。2019年6月5日時点では9回ほど

        バグ修正アップデートを実施され、かなり減った。

 

一般の意見に敢えて反論

一般的にこの作品の評価は「良ゲー」。ちょっとおもしろいゲーム止まりである。神ゲーにならなかった要素として以下が主に上がっている。感じ方は人それぞれであり、そもそもこのブログ自体も私個人の主観の塊である。だが、敢えて一般意見に反論しておく。あまりにも序盤だけしかやっていないだろうという評価が多いと感じたため。

参考にするかはあなた自身で判断してほしい。

 

新しさがない

 ⇒ 確かにそうかもしれないが、いろんなゲームのいいとこ取りという感じで、

   完成度が非常に高い。また、500体というの超大群ゾンビとの戦闘は新鮮かつ

   大迫力でおもしろい。

バイクのガソリン補給がめんどくさい

 ⇒ カスタマイズで徐々にガソリンタンクを大きくしていけるため、中盤以降補給

   回数がどんどん減っていく。序盤のサバイバル感に大きく貢献している。

キャラの動きがもっさり

 ⇒ 何がもっさりなのかわからなかった。FPS(BF、COD、バトロワの類)などの

   サクサク系とRDR2、モンスターハンターワールド、メトロエクソダスなどの

   モッサリ系の間くらい。リアルさを残しつつサクサクと動くベストな動き。

バイクの操作性が悪い

 ⇒ バイクのカスタマイズ(エンジンやタイヤ)により変わるが、始めは少し難しい

   かもしれない。慣れた中盤以降はドリフトしまくりで自由自在に振り回すこと

   ができる。

PVのような大群との戦闘がほとんどない

 ⇒ 世界各地に40の大群がいるのだが・・・。

ゾンビを無双できない 

 ⇒ 序盤こそ難しいが、中盤以降アトラクターや爆弾、アサルトライフル、軽機関銃

   を入手してからは、やり方次第では可能。終盤では比較的簡単に可能。ただし、

   気を抜くと一瞬で大群に飲み込まれる。

アイテム・銃弾足りない 

 ⇒ 序盤は苦しい。だがこの調整のおかげで、ゾンビとの戦闘をいかに回避するか

   というサバイバル感を序盤にうまく演出できている。中盤以降になると徐々に

   不足感が和らいでくるが、アイテムの持てる数が制限されているので、終盤と

   いえども大群を2つ、3つ連続で討伐するのはきつい。大群とやる場合、終盤

   であっても戦闘の前にアイテムの準備と作戦の検討が必要なのだが、これが終盤

   のモチベーション維持に大きく貢献している。

 バグがやや多い

 ⇒ これは擁護できない。確かに発売直後はやや多かった。2019年6月5日時点

   では9回ほどバグ修正アップデートが実施され、その数もかなり減った。

 

本作にマッチする方

  • アニメより大人の雰囲気を感じる洋画などにロマンを感じる人
  • グラフィックやBGM、効果音のリアルさにロマンを感じる人
  • ゲームをゲームではなく「体験」ととらえる人
  • 作品の世界にどっぷりはまり主人公になりきれる人
  • 腰を据えてプレイできる人

 

DAY GONEのyoutube動画紹介

私が先日youtubeに上げた動画を紹介しておく。youtubeも最近初めたばかりで、ほとんど視聴されていなが、動画の内容は上位ユーチューバーにも負けていないと思う。この作品の雰囲気はわかると思う。

 

▼おすすめ紹介動画「天は二物を与えた DAYS GONE」はこちら↓

youtu.be

 

▼最序盤の作品イメージと終盤の大群処理イメージがわかる動画はこちら↓


DAYS GONE デイズゴーン PS4 紹介!最序盤だけのネタバレ最小限ムービー+ゲームプレイと終盤大群処理 購入を迷っている方 作品の雰囲気がわかる おすすめ Early stage movie

 

スーパー大群討伐の雰囲気がわかる動画はこちら↓


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*1:オープンワールドとは、ゲームの世界を継ぎ目なく移動でき、プレイヤーがあたかもそのゲーム世界に存在しているかのようにプレイできる概念