ロマけん(ロマン研究室)のブログ

日々様々な観点からロマンを追求しその成果を皆さんへ報告し共有することで貢献します。

アドレナリンとドーパミン全開!戦闘が圧倒的に楽しい神ゲー『SEKIRO』の紹介と徹底レビュー

 

 

【閲覧時間:約6分】

引用: https://www.jp.playstation.com/games/sekiro-shadows-die-twice-ps4/sekiro-title隻腕の狼、戦国に忍ぶ。
戦国を舞台とする忍びの戦いを描いた完全新作アクション・アドベンチャー『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』がPS4に登場!

「DARK SOULS」シリーズや「Bloodborne」を手がけたフロム・ソフトウェアが、「Call of Duty」シリーズで知られるActivisionとのタッグでおくるアクション・アドベンチャー。戦国時代末期の日本を舞台に、孤独な忍びの戦いを描く。孤独な主従をめぐる物語

特別な生まれのために、葦名の将から狙われる御子。そしてその御子に仕える忍び。物語の序盤で、忍びは御子を奪われ、自らも左腕を切り落とされてしまう。すべてを失った忍びは、主を取り戻し、葦名の将に復讐を果たすため、孤独な戦いに挑む。

戦国時代を再解釈して生まれる、独特の日本

本作の舞台となるのは、戦国時代末期を再解釈することで生まれたオリジナルの日本。立体的に連なる巨大な城といった魅力的なシチュエーションに、和の色彩など、オリエンタルな美しい風景が組み合わされた、本作ならではの世界が広がる。そしてこの緻密に設計された立体的なマップを、「鉤縄」によるワイヤーアクションで、ダイナミックに移動・探索することができる。

多彩な攻略方法と、高い達成感

刀と刀がぶつかり合う激しい剣戟や、隠密(ステルス)を駆使した暗殺、敵の弱点を突く秘器「義手忍具」など、忍びならではの多彩なアクションが用意されている。緊張感のある探索・戦闘を、プレイヤーのプレイスタイルに合わせた攻略方法で乗り越えることで、高い達成感を味わうことができる。

この「sekiro」というタイトル、私の2年間のPS4経験の中でベスト3に入る傑作である。ロマンが溢れて止まらない。

 

【目次】

作品紹介

 ジャンルとしてはアクション・アドベンチャーとなっているが、巷ではフロムの新作和風死にゲーとか言われている。フロムソフトウェアのダークソールシリーズやブラッドボーンを知らない方に説明するが、その名の通り死んで死んで死にまくるアクションゲームだ。だが、なぜそんなものがいちジャンルとして確立しているのかというと、ただ難しいだけとは違うのである。とにかく死にまくるのだが、少しずつ自分のスキルが上がり、攻略方法が見えて何とか敵を倒すことができるようになる絶妙なバランスとなっている。苦労した末にその敵を倒した時の達成感が凄まじく快感なのである。ドーパミンがドボドボ状態になる。それ故ソフトウェアの死にゲーには熱狂なファンが多いのである。

今回のタイトル「sekiro」の舞台は、日本の戦国時代だがすべて架空のものとなっている。今までのフロムウェアのタイトルは西欧が舞台となっていたため、今回ガラッと雰囲気が変わったのだ。雰囲気だけではなくこのゲームの根幹であるアクション部分も大きく変わり、今までのタイトルをやり尽くした方でも容易に攻略はさせてくれない、いや、やり尽くした方のほうが攻略が難しいと感じるくらい大きく変わっている。

本作の目玉は何と行っても刀による剣戟アクションだ。これまでの剣戟とは全く違う。新しく「体幹」という概念が追加された。敵の攻撃を刀で弾く、敵にダメージを与える、敵にこちらの攻撃を防御させることで体幹ダメージを与え、それがマックスまで溜まると敵は体勢を大きく崩す。その瞬間に「忍殺」という一撃必殺を行うことで、敵を倒すことができるのだ。一撃必殺と言っても「忍殺」を複数回行わないと倒すことができない敵もいる。通常ダメージによって敵の体力をゼロにして倒すこともできるが、相当な時間がかかり、そこまで生存していることの方が難しい。今までのゲームのようにひたすら相手の攻撃を避けて、一瞬のスキをチマチマ突いて倒す方法では先に心が折れてしまうだろう。敵の体幹は常に回復していくため、積極的に体幹ダメージを与えていかないとなかなか倒すことができない。とはいえ、敵もそうそうスキを晒さない。こちらの攻撃を防御させると逆にこちらにスキができ反撃されてします。となると、そう、本作は相手の攻撃をいかに弾くかにかかっている。弾きは防御とは違い、敵の攻撃が当たる直前に防御しなければいけない。これがこの作品を難しくさせている要因の1つだろう。いわゆる「ジャストガード」「パリィ」というやつができて当たり前の世界なのだ。ただし、弾きの受付判定はかなり甘くなっているため安心してほしい。この弾きだが、最高に気持ち良いのだ。まるで本当に刀で激しく打ち合ったかのような「カキーン、カキーン」という音がたまらないのだ。敵の動きをよく見極めて、攻撃するのか、避けるのか、後退するのか、防御するのか、弾くのかなど、一挙手一投足が非常に重要である。戦闘はすごく緊張感に溢れ、アドレナリンとドーパミンが垂れ流し状態になるのだ。何度も死についに敵を倒した時の快感は中毒になること間違いなしなのだ。

最後にもう1つだけ言っておきたい。ストーリーはそれなりに楽しむことができる。というのもこれまでのフロムウェアの作品は、とにかくストーリー描写が少なく、人によっては意味がよくわからないということもあった。逆に多くを語らずプレイする人に想像させるところが魅力だというところもあった。だが、本作はストーリーがかなり丁寧に描写されていて意味がわからないということはない。誰でもこの世界に入り込みストーリーをしっかり楽しむとができるだろ。

 

▼アマゾンへのリンクはこちら

 

ロマン度詳細レビュー

評価環境:PS4PRO、4KHDRテレビ、2.1chサウンドシステム

【★評価】

  ストーリー:★★★★  ・・・分かりやすく雰囲気最高。マルチエンドも良い。

    自由度:★★★★  ・・・アドベンチャーにしては自由度が高い。

                 そのため、いきなり強敵と戦うことも。

 グラフィック:★★★★★ ・・・ロマンを感じる美しさ。PS4の中で最上位グループ。

   サウンド:★★★★★ ・・・カキーン音が快感すぎる!BGMは雰囲気出てる。

  アクション:★★★★★ ・・・剣戟アクションはこれまでのもから群を抜いている。

 キャラ操作性:★★★   ・・・十字キーによるアイテム選択が少し使いづらい。

                 壁際にいるときのカメラワークは最悪。要修正レベル。

キャラ動作速度:★★★★  ・・・サクサクで快適。

独創性・革新性:★★★★★ ・・・体幹や弾きなど全く新しい要素で成功している。

難易度バランス:★★★★  ・・・人により評価が大きく変わる。絶妙という声は多い。 

    テンポ:★★★★  ・・・無駄なムービーは無く話がサクサクと進む。

  世界の広さ:★★★★  ・・・今までのものよりやや狭めだが十分。

  ボリューム:★★★★  ・・・今までのものよりやや少なめだが十分。

 

【残念なところ】

  • 壁などを背にして戦う時のカメラワークがひどすぎる。全然見えない。建物内で戦うことも多いため、無駄に難易度を高めている大きな要因の1つになっている。見えなくてやられるというのはあまりにも理不尽過ぎる。
  • 草むらで戦うような場面では、相手の動きがよく見えないため対処のしようがない。かと言って草のないとこに誘うのはあまりにもバカバカしい。
  • フレームレートが60fpsあってほしかった。ps4で30前後、proで40前後。場面によってはもっと下がる。グラフィックがすごく雰囲気があってメチャクチャ美しいだけに残念である。

 

総合ロマン度:★★★★★

日本の伝統「わび・さび」を感じる非常に雰囲気のある美麗なグラフィックと音楽、リアルかつ超快感な効果音、体幹と弾きで最高剣戟に昇華したアクション、何度も楽しめるマルチエンドストーリー。このジャンルの1つの頂点を極めた傑作といってもいいだろう。

 

ロマンが溢れてとまらない。

これもまたゲームとは呼びたくない作品である。

 

【その他情報】

 アマゾン評価:4.1 ・・・5が55%、4が16%、1〜3が29%

*2019年6月20日時点

一般的には総じて神ゲーという評価のようだ。

*評価の低い人(29%)は概ね難易度が高すぎるという意見だ。

 

    難易度:モードの選択はない。8周まで周回する毎に難易度が上がる。

        ただし、周回以外に難易度を跳ね上げる要素がある。

  アクション:スタミナの概念はない。刀以外に多数のアイテムや義手を使える。

   成長要素:レベル概念は無いがアイテムにより攻撃力と体力を上げられる。

  クリア時間:40〜50時間(ほぼ死んでる時間だが)

ニューゲーム+:基本周回は全周のものを引き継ぐ(ストーリー上入手は除く)

 やりこみ要素:周回による4つのマルチエンド。収集などの要素は薄い。

フレームレート:PS4はf/s可変(PS4:30f/s前後、PS4 pro:40f/s前後)

     バグ:少ないが多少ある。(進行不能もあった)

  

本作にマッチする方

この作品の選択ポイントは何と言っても「難易度」に尽きる。難しいからこそそれを乗り越える面白さを感じるのだが、どうあがいても乗り越えられない場合はまず面白いと思えないだろう。以下を参考にしてほしい。

  • アマゾン評価で4以上の人が71%である(買った人の評価だが)
  • youtubeに誰でも簡単をうたった攻略動画がいくつでもあがっている
  • FPSゲームのキルレが1(1年やり込んで)しかない私が8周までやれている

 

難易度問題は置いておくとすると、以下の人にマッチするだろう。

  • 日本古来の「わび・さび」や雰囲気にロマンを感じる人
  • グラフィックやBGM、効果音のリアルさ、爽快さにロマンを感じる人
  • ゲームに達成感を求める人
  • 攻略することに喜びを感じる人
  • 無双系にはないような、常に緊張感のある戦闘が好きな人

 

sekiroのyoutube動画紹介

SEKIROの難しさに諦めてしまった方に頑張ったら何とかなるよ!その先には最高の快楽が待ってるよ!という内容の動画をyoutubeで公開しています。

 

私のSEKIROyoutube動画はこちら↓

youtu.be